2019年の振り返り
新卒一年目の今年は、 仕事は人と人が、お互いに動きあってやるものだと実感した年でした。 実行能力より、動くことと、気にかけることが大切でした。
この感覚は、大きな会社で働いていたらあまり感じなかったと思います。 うちのような仕組みが整っていない会社は、任せられている範囲があいまいになってしまう場合があります。 その場合、高い頻度で認識をすり合わせていかないと、いつの間にかずれてしまうことが多かったと思います。
また、みんな若く経験も浅いため、窮地をすくってくれるスーパーマンのような人もいない。 お互いの能力を過信せず、窮地にならないように先を読んで、お互いが密になって動けるようにならないといけないと思いました。
一方で、来年は能力の年になるのかもしれないと思っています。 お互いに気にかけるのは前提です。
規模がおおきくなってくると、能力でレバレッジが効きやすくなってきてるような気がしています。 また、経験がある人がはいってくるかもしれません。 ベンチャー企業は会社が大きくなるにつれて、個人に成長が求めらるところが良いところです。 そこに振り落とされないようにしないといけないと、思っています。
今年の良かったこととしては、忘年会でも少し喋りましたが、視点が変わったことでしょうか。 去年は就活もあり、自分のスキルを伸ばすこと、目に見えるものを追いかける事に、視点がありました。
今年は、視点が事業、組織、仕組みなど、全体に目がいくようになったと思います。 それが、結果的に、自分の能力を上げてくれるきっかけになってくれていると思います。
やってよかったこと、やり続けること
できるだけ每日走る
ことしやり始めて一番良かったことです。以前は疲れて集中が切れてしまうこともありましたが、頭をもつようになりました。メンタルも、一定的に保つことができるようになりました。
言葉にする振り返りを定期的にやる
過去のログを見返していると、経験が浅いうちに一時の感情に任せて行動するのは良くないことだと思えるのでとても良いです。
課題
長期でみれることがまだできていない
売上が XX の時に、ひつような要素がなになのかとか
実行力が弱い
完了までの時間と精度とか
仕事を任せていく体制
仕組みをつくって、自分にしかできないことをしていくということをもっとしないと、前に進めないと
テックによるレバレッジの実装
構造的に負けない、勝てる状態をつくらないと、いけないと感じています。ユニクロ VS ZARAの本を読んだ時に、ZARAの構造が今の自分が想像していたのと同じだったので、既にあるものだということに気づき、ショックでした。今の時代でしか、実装できない構造をつくりたいです。
頑張ること
2020は、少なくても数ヶ月スパンでマイルストーンを敷く、 組織と仕組みをつくって、自分にしかできないし事をしていけるようになりたい。
良かった作品とか
マイインターン
結構前に公開されて、amazon でみました。
イケイケのベンチャー企業若い女性CEOと、定年退職したおじいちゃんインターン生の物語です。 まだ、人間的には未熟で葛藤が多い女性CEOを、 経験豊富で人間関係を知り尽くして居るようなおじいちゃんインターン生が助けていくという構図がめっちゃいいです。 僕もこんなおじいちゃんになりたいと思いました。 以下メモ。
`ハンカチは涙を拭くためにある。 → 主に手を拭くためですが、ハンカチをもちあるくようになりました。
話をちゃんと聞く、正直にいう。 → 経験がある人は人への接し方が違うなと。ベンの対人関係構築能力に泣いた。
良い行いは、すぐにやる。 → 人はマイナスな点にだけ目がいってしまい、プラスな面に目がいかなくなりがちだなと思います。プラスなことに対してもアクションできるように。`
マチネの終わりに
人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。 変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で感じやすいものじゃないですか?
という冒頭の会話の主題にそって、物語が進みます。
過去と未来は密接に繋がり、その解釈をかえるのは未来である。
ニーチェの 事実は存在しなく、存在するのは解釈のみである という言葉が横切りました。
過去の事実は変えられないけど、その繊細な解釈は変えることができる。 常に未来は最善であり、過去も最善であるというように胸をはって生きれるようにしたいと思いました。
また、これは小説もよんだのですが、序説の、
「虚構をまとわせることでしか書けないものもある。」
という言葉から始まるのも痺れました。
この小説の作家平野啓一郎さんの
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